災害対策研修~地震発生時、施設職員は何に備える?~
9月18日、KITヒューマンリソースネットワーク(※)が企画・主催した災害対策研修が行われ、古千谷・入谷・舎人エリアの福祉施設を始め、区内全域から50名の施設職員が参加しました。
講師は、東京DWATのチーム員であり、東京都介護支援専門員研究協議会理事(災害対策担当)、足立区サービス事業者連絡協議会災害対策委員長等数々の肩書を持つ岩田有佳乃さん。
東日本大震災や能登半島地震で、被災地の介護施設や避難所の活動を通じて得た経験を踏まえ、足立区で地震や水害が起きた際に、どのようなことが起こりえるかを考えるヒントを頂きました。
後半はグループワークを行い、発災時の初動対応について意見交換を行いました。
福祉施設では、災害時の業務継続計画(BCP)の策定が義務付けられています。
しかし、実際に災害時に本当に使えるBCPとなっているか、各施設での苦労や悩みもざっくばらんに話し合うことができ、貴重な機会となりました。
※KITヒューマンリソースネットワーク:平成29年に近隣施設で災害時の助け合いを目的に災害協定を結んだことを契機として合同研修等を行い、令和6年度からは都の事業に応募して交付金を受け、地域の介護力アップ、介護人材の獲得、地域の介護力底上げを目指して取り組むチーム。
メンバー・・・社会福祉法人愛寿会 紫磨園、社会福祉法人孝慈会 古千谷苑、社会福祉法人道心会ケアホームあだち、協立福祉有限会社グループホームふきのとう